2021-05-18 第204回国会 参議院 内閣委員会 第19号
資料の、ベネッセの次世代育成研究所の資料、もう一度戻りますけれども、雇用形態ごとの保育士が占める割合、公営の施設、保育所、幼稚園、認定こども園、ここで非常勤の割合というのが民間施設よりも高いんですよ。明らかに高いんです。しかも、一貫して公立施設は非常勤、非正規の割合は増加傾向なんです。 保育者全体の中で非正規雇用の割合がどれくらいか。
資料の、ベネッセの次世代育成研究所の資料、もう一度戻りますけれども、雇用形態ごとの保育士が占める割合、公営の施設、保育所、幼稚園、認定こども園、ここで非常勤の割合というのが民間施設よりも高いんですよ。明らかに高いんです。しかも、一貫して公立施設は非常勤、非正規の割合は増加傾向なんです。 保育者全体の中で非正規雇用の割合がどれくらいか。
資料の三枚目から、ベネッセ次世代育成研究所が行っている幼児教育・保育についての基本調査、抜粋いたしました。これ、二〇一八年の調査結果ですけれども、二〇一二年との比較調査になっています。開所時間、幼稚園、保育所共に二〇一二年から一八年の六年間で明らかに長くなっています。公営の保育所で平均開所時間、十時間五十七分から十一時間二十五分へ、私営では十一時間五十一分から十二時間二分へ。
そこで、面白い資料がございますが、ベネッセ次世代育成研究所の調査で、妊娠中は妻の七割が夫への愛情を実感しているのに、出産や育児を経験した一年後には四割に減少していると。出産をすると夫への愛が低下するという、そういう新聞記事がございました。その理由が、やはり子育てに夫がかかわってくれていないということで妻の幸福度の減少になっているというふうに考えます。
この民間の次世代育成研究所が全国の認可保育園を対象に行った調査で、勤務する保育士の半数近くはパートなどの非正規雇用の職員であるというデータが出ています。